パーキンソンの法則をご存知でしょうか?
英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソンの著作
『パーキンソンの法則:進歩の追求』その本の中で提唱された法則です。
具体的には、仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
例えば、夏休みの宿題を早めに片付けて、
宿題を気にせず夏休みを満喫するぞ!と最初は意気込むのですが、
「まだ時間はあるから、明日からやり始めよう」と後回しにしてしまいます。
また、綿密な計画表と時間割を作って
「さあ、明日からこのスケジュール通り、宿題をこなしていけば問題ないぞ!」
決心したものの、次の日は快晴で友達を誘って近くの市民プールへ行き、
帰ってからやろうとした宿題には目もくれず、テレビゲームに没頭。
夕飯を食べるころには、すっかり疲れてしまいます。
「まあ、初日だし明日から挽回すればいいさ」とたかをくくりますが、
遊びがどうしても優先してしまいます。
そんな日が続くうちに夏休みもあと僅かになってから、慌てて宿題に取りかかります…。
「何で夏休みの最初のうちからやってなかったんだろう?」
仕事でも同じように、報告書の提出期限や製品の納期が先のものは、
とりあえず置いておき目先の仕事を優先してしまいます。
納期間近に何もしていなかったことに気づき、慌てて作業にかかります。
期限までに間に合えばまだ良いのですが、他の仕事も並行しながらでは作業もはかどりません。
結局、期限には間に合わず上司から注意を受けたり、
製品の納期が間に合わず客先に謝罪に行くはめになります。
何故こんなことになるのでしょう?
ズバリその原因は、時間が十分あると余計なことに手間取るのです。
時間は『何となく』使ったのでは、いくらあっても足りないのです。
勉強も仕事でも同じように、期限がまだあるものに関しては、
先送りや後回しになり、期限間近になってようやく手を着ける人がほとんどだと思います。
まさにパーキンソンの法則に当てはまるのです。
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
では、全ての人がパーキンソンの法則に当てはまるのかというと、そうではなさそうです。
何がちがのうでしょうか?あなたに足りないモノとは?
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