左脳の干渉が効率を悪くさせる。
人間の脳には、左脳と右脳があることは誰でも知っています。
左脳は右半身と論理的(分析・計算)思考などの働きを制御しています。
逆に右脳は左半身と直感的(感覚・イメージ)の働きを制御しています。
左脳は二感(視覚・聴覚)からの情報を処理して言葉や文字を認識したり、
難問を解いているときに活性化します。
右脳は五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を司り、
音楽を楽しんだり絵を描いたりしているときに活発に働きます。
左脳の特徴としては、分析するのに時間がかかり、記憶する領域も多くありません。
ワーキングメモリー(短期記憶)という言葉をご存知でしょうか?
パソコンのメモリーと同じで、作業机の役割を果たします。
但し、覚えられることは多くても7つほどで
領域がいっぱいになると上書きされてしまい、20秒ほどで消えてしまいます。
勉強や資格の暗記をするときに、読み書きや声に出して覚えていることは、左脳に記憶されます。
右脳の特徴としえは、記憶領域が多く処理速度も早い。
珠算式(そろばん)の上級者になると、そろばんを頭の中にイメージして感覚で答えを導くのです。
そろばんを経験していない人なら、九九を思い出してください。
2×1=2(ニイチガニ)、2×2=4(ニニンガシ)を頭で計算していません。
何度も繰り返しているうちに、短期記憶(左脳)から長期記憶(右脳)に記憶されているのです。
九九なら意識しないでも(左脳を使わなくても)、答えが勝手に出てきます。
右脳にイメージとして記憶されていることで、何年経っても素早く答えることが可能なのです。
では、左脳の干渉を少なくして記憶することは可能でしょうか?
例えば、電話番号は11桁ありますから、一度に覚えられるワーキングメモリー量を越えています。
ここまでお読み頂いた、あなたなら電話番号を一回聞いただけで覚えられる人は、
ほとんどいないことは理解して頂いていると思います。
123-4567-8901 の数字を覚えようとします。
口に出すと二感ある左脳が干渉してしまう可能性があるので、頭の中だけでイメージします。
次に、数字の頭文字だけを覚えていきます。
「いにさしごろなはくおい」
年号を覚えるリズムで強調します。
このやり方なら、左脳の干渉を避けられるはずです。
応用もかなり可能なので自分にあった覚え方で試してください。
論理左脳の干渉が効率を悪くさせる。
干渉を減らしてスピードアップを図ろう。
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